汎用JPドメインの「指定事業者変更」と「ドメイン移転」の違い

目次

「指定事業者変更」と「ドメイン移管」

指定事業者変更

汎用JPドメインには登録申請時に「登録番号」がふられます。登録番号に複数の汎用JPドメインが紐付けられた場合、指定事業者変更を行うと、紐付けられたすべての汎用JPドメインが登録番号毎移管されます。

ドメイン移管

汎用JPドメインの移管は、管理している複数ドメインのうち一つだけを移管したい場合に行います。登録番号は新しいレジストラで新たに設定されます。

「指定事業者変更」と「ドメイン移管」の違い

最大の違いは、移転時にドメインの契約残日数を引き継げるかどうかです。指定事業者変更の場合は移転しても契約残日数が引き継がれますが、ドメイン移転の場合は新規契約となります。

指定事業者変更ドメイン移管
移転対象登録者番号単位での移転ドメイン単位で移転
登録/更新日変更なし移転された月に変更
登録者番号とは

汎用JPの登録時に必要な「REG-◯◯-◯◯◯◯-◯◯◯◯」形式の番号です。ドメインを管理しているレジストラで確認できます。汎用JPにのみ設定され、一つの登録番号に複数のドメインが紐付けられる場合もあります。

複数のドメインのうち、一つだけを移管する場合

「指定事業者変更」ではなく「ドメイン移転」を行う

ドメインの管理者、登録者が自分(申し込み者)の名前になっていないと指定事業者の変更はできない

事前に確認し、変更できるのであれば変更をしておかないと不承認となる

どちらの方法を選ぶべき?

複数の汎用JPドメインを移管する場合は、指定事業者変更で問題ないと思います。また管理しているドメインが一つだけの場合も同じく指定事業者変更でも構いません。

ドメイン移管を選ぶのは、管理している汎用JPドメインのうちの一つだけを移管する場合、または譲渡などの所有者の変更を行う場合に選択します。ドメイン移管の場合、移管時にWHOIS情報の変更ができます。

ただしレジストラや移転のケースによって異なりますので十分な確認が必要です。

  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次